退職願と退職届のどっちを提出?2つの違いと提出タイミングを解説!

退職届と退職願

【退職願】と【退職届】何が違うの?
そんな疑問ありませんか?

言葉は似ているけど、
意味も提出タイミングも全然違うんです!

そこで今回の記事では、筆者が提出した文面を元に「退職願」「退職届」について解説します。

また、
筆者は退職願・届の【文面】で大きな間違いをしました。
みなさんが同じ間違いをしないよう、注意点も踏まえ徹底解説します。

この記事を読み、違いと役割を把握してください。
さらには、
提出タイミングの違いも解説していますので、理解して頂けます。

ぜひ、最後まで、この記事を読んでください!

目次

退職願と退職届どっち?それぞれの違いと役割

退職願・退職届のイメージ

退職する際、上司の机に退職願をスッっと出すシーンを思い浮かべませんか?

では、実際に【退職願】や【退職届】の出し方はどうなのか?
それぞれの役割を把握し、提出を正しく行いましょう。


▼退職と決意するタイミングは?▼

退職願の役割を解説

退職願とは:会社との労働契約状態を解除してもらうことです。

書面で書いて渡し退職したい意思を伝える場合と、口頭で伝える場合があります。
基本的には自分の直属の上司に伝えることが多いです。

また、会社規定によって違いもあるので、事前に確認をしましょう。
とくになければ退職希望日より、ひと月前に申し出る(提出する)のが一般的です。

退職届の役割とは?

退職届とは:「退職願」で退職が認められ、退職日が確定してから提出する書類です。

こちらは上司ではなく人事部に渡す場合もあります。
筆者の場合には、人事部の方から提出してと言われたので人事部の方に提出しました。

会社によっては、フォーマットが存在します
しっかりと確認しましょう

退職願と退職届はどっちを提出すればいい?

退職願退職届の違いがわかっていただけたでしょうか?

まとめると、

  • 退職願:退職の意思を伝える
  • 退職届:雇用契約を解除する

退職の意思は「退職願を提出、またはその旨を口頭で伝える。
退職日が確定し、契約解除のために提出するのが「退職届書面)」です。

なぜ「退職願」は口頭での伝える場合があるのに、「退職届」はないのでしょうか?

退職届】の場合、
退職する人の意思表示的な役割ではなく、会社側の事務処理に必要だからです。
そのため、会社がフォーマット用意する場合があります。

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退職願と退職届の書き方を【テンプレート】で解説

では、実際に「退職願」「退職届」を どの様に書くのかを解説します。
筆者が提出した形式をテンプレートにしています。

B5かA4の用紙に黒ボールペンなどで書きます(消しゴムで消える物はダメ)

退職願の書き方例【テンプレート】

退職願の書き方 一例です。

こちらは、口頭で申し出る場合もあります。
その場合には、記載してあるようなことを伝えるのがよいでしょう。

退職願いのテンプレート
  1. 退職理由を書く
    「一身上の都合」と書くのが一般的です。
  2. 退職を希望する日付を書く
    西暦か元号かは会社の規定があれば規定に沿って書く。
  3. わたくしごとではありますが」を表す言葉:
    私儀でも可
  4. 提出する日付を書く
    西暦か元号かの確認が必要

上記の点に注意して書いたら、郵便番号枠がない白い封筒に三つ折りにして入れ、提出します。
封筒には「退職願」と明記します。

退職届の書き方例【テンプレート】

次に【退職届の書き方 一例です。

退職届のテンプレート
  1. 退職理由を書く
    「一身上の都合」と書くのが一般的です。
  2. 退職する日付を書く
    西暦か元号かは会社の規定があれば規定に沿って書く。
  3. わたくしごとではありますが」を表す言葉:
    私儀でも可
  4. 提出する日付を書く
    西暦か元号かの確認が必要

上記の点に注意し、郵便番号枠がない白い封筒に三つ折りにして封入し提出します。
封筒には「退職届」と明記しましょう。

また、郵送での提出をする場合、別の封筒を準備して「退職届」の入った封筒ごと入れ郵送します。
住所の書いてある封筒に「退職届」のみを直入れしないように!

ほぼ同じ内容ですが、「退職願」のように願いを申し立てる文面がなくなります

退職願と退職届に記載する退職理由の注意点

両方の書類に「退職理由」を記載しますが、注意点があります。
それは、
退職理由が会社側にある場合、「退職届」は必要ありません!
リストラや給料未払いによる退職なども含まれます。

筆者はパワハラが原因で【うつ病】を患い退職しました。

本来、会社側に問題があったが「退職届」を提出し【一身上の都合】と記載してしまいました。
それの何が問題?と思われるでしょう。

理由を解説します。

退職後に求職活動などで無職になる場合、失業手当金が必要になると思います。
しかし、
自己都合か会社都合かにより、失業手当金の給付開始日に違いがあります

もちろん、
自己都合による退職の場合が給付開始が遅いです。
転職先が決まっていて、円満に退職を望むなら「一身上の都合」でいいです。

でも、
すぐに職にありつけない場合、1日でも早く給付金が必要ですよね?

もし、会社側に理由がないのに嘘をつくのはよくありません。
しかし、
辞める理由が会社側にある場合には、退職理由が会社側にある主張はしましょう!

▼会社都合の退職を相談するなら▼

退職願・退職届と辞表の違いは?

ここまで「退職願」と「退職届」について解説しました。

では、【辞表】とは何?と思われた方もいると思うので、「辞表」について少し解説します。

辞表とは役職を辞任する際に提出する

【辞表】は役員など、その役を辞退する際に提出する書面です。

雇用関係を結んでおらず、与えられた役を【辞退】する際に必要となります。
そのため、辞任後と雇用関係を結び、改めて退職する際には「退職願」「退職届」が必要です。

また、公務員の場合も「退職願」や「退職届」の代わりに「辞任届(辞表)」を提出します。

公務員も雇用者とは雇用関係にない扱いです

辞表の書き方例【テンプレート】

辞表の書き方
  1. 辞任を書く
    「一身上の都合」と書くのが一般的です。
  2. 辞任する日付を書く
    西暦か元号かは会社の規定があれば規定に沿って書く。
  3. わたくしごとではありますが」を表す言葉:
    私儀でも可
  4. 提出する日付を書く
    西暦か元号かの確認が必要

こちらも、白い封筒に三つ折りにして封入して提出します。
封筒には「辞表」や「辞任届」と明記します。

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まとめ

「退職願」「退職届」と「辞表」の違いや書き方をまとめましたが、いかがだったでしょうか?

退職理由は人それぞれだと思います。
でも、今まで勤めた会社と区切りをつけることは人として筋だと思います。

そんな筋を通すために大事な書類なので、内容をしっかり確認しながら慎重に書きましょう

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