パワハラ被害者による被害と病状の告白!1年続いた心理的苦痛と現状

パワハラに悩む被害者

筆者は職場でパワハラ被害を受けた経験がある、パワハラ被害者です。

パワハラは人間関係や仕事環境、心身に大きく影響を与えます。
そして、最悪の場合には、
退職せざる負えない状況に追い込まれます。

筆者自身も、
パワハラ被害で「うつ症状」を患い退職しました。

今回の記事では、
自身のパワハラ被害による影響と、その後を記しました。
この記事は、
自身を悲劇の主人公を気取るためではありません。

パワハラ被害に対しての意識を持ってほしいからです。

この記事を最後まで読み、
自分がパワハラを受けたら、どう対応するべきか?
知らずに加害者側になっていないか?

この記事を読み、今一度見直してもらえたら幸いです。

目次

パワハラのはじまりは突然でした

いきなりパワハラ被害者になった

約15年勤めた会社でパワハラ被害に遭いました。

入社当時からパワハラ被害にあっていた訳ではありません。
退職する1年程前からパワハラが始まりました。
そのはじまりも、突然でした。
本当に訳がわかりません・・・

そして、自分にとってこの1年は、長く続いた苦痛でした。

今思えば、
ずっと我慢し続けていたら、被害はもっと大きくなっていたでしょう。

実は、このパワハラ被害がキッカケでブログを書くことを決意しました。

▼詳細はこちらの記事から▼

パワハラ被害の具体的な内容

筆者が受けたパワハラ被害は、上司からの「無視」でした。
一般的なパワハラのイメージは、高圧的な態度だと思われるでしょう。

しかし、筆者が受けたパワハラは無視される事でした。
存在その物が無いような扱いを受け続けました。

厚生労働省が挙げているパワハラの概念は以下の通りです。

  1. 地位・優位性を利用している
  2. 業務の範囲を超えている
  3. 身体的・精神的苦痛を与えたり環境を害する行為

筆者の場合、
3の「精神的な苦痛と職場環境を害する」にあたります。

パワハラ行為の具体的な例

筆者は部署をまとめる立場でした。
他部署との連携をとり、自部署の業務を円滑に行う為の指示をしていました。

しかし、
加害者にあたる上司は、仕事の指示・伝達を自分には伝えてくれません。
そのため、部署内の人と連携がとれなくなりました。

そして、工程が予定通りこなせなくなったので、
自分の仕事を後回しにして、穴埋めをしていました。

何よりも他部署に迷惑が掛かることを防ぎたかったからです。

しかし
上司はそんなこと気にも留めず、
「○○は急ぎです」
「△△は何日までに」と、
急かしてくる書置きを机に上に置いてきます 。
しかも、口頭では言ってくれない。

書かれている以上、やるしかありません。
「どれを優先しますか?」
「終了後は誰に連絡しますか?」など詳細を尋ねました。
上司からは一言、
「そこに書いてある通りだ」と返してくるだけでした。

予定が狂わされ、時間内にこなすのが難くなってきました。
そのため、早出をしたり残業も余儀なくされました。

しかし、
時間内に仕事する事!」と圧力をかけてきます。
しかも、書置きで・・・

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パワハラ被害者がパワハラを受けた心情

パワハラ被害者の心情

いやいや、
それは、手際が悪いだけだ!
仕事の仕方に問題がある!
そう思われるでしょう。

ただ、それがある日、突然はじまったら?
しかも、仕事を教えてくれていた上司です。

信頼していた人からのパワハラ被害

入社当時から一番面倒を見てくれたのが、この上司でした。

結果を出した時には一緒に喜んでくれた。
辛い時には相談に乗ってくれた。
ご飯や飲みにも連れ出してくれた。

そんな上司が、突然変わってしまったのです。

その変貌に思い当たる節がありません。
この「原因がわからない」が一番つらかった。
何より、パワハラ被害と受け止めるまでに時間がかかった要因です。

パワハラ被害の現実を受け入れられない

叱られたり注意されたりは、仕事をする上で覚悟しています。
また、自分も指示する立場だったので、理解もできます。

しかし、可愛がってくれていた上司が突然変わる。

  • 会話がなくなる
  • 目も合わせなくなる
  • 業務上の連絡は書置きのみ
  • こちらからの質問は最小限の返答

何よりも、その原因がわからない。
これは本当に辛いです・・・

上司という立場の人に、
こんな例えをしていいかわかりませんが、

「友人のように仲良くしていた人から、突然無視される」

この現実は受け入れられませんでした。

パワハラ被害の影響で崩れる精神

パワハラ被害者が精神を崩す

そんな事が半年近く続きました。

しかし、
家庭もあるし年齢的に再就職も難しいなど、問題が山積みでした。
そのため、退職という選択肢はできませんでした。

パワハラ被害で精神が崩れ始める

自分の中では「無理をしている」と言う感覚は、不思議とありませんでした。

心のどこかで、みんな同じなんだ!
働くとはそういう事なんだ!と思っていました。

しかし、自分の想いとは裏腹に体に不調が出始めました。

元々頭痛持ちではありましたが、頻度が多くなり始めました。
最終的には、毎日のように頭痛薬を服用していました。

それに並行して、眠れない日が続きました。

眠れない、頭痛のダブルパンチで顔色がどんどん悪くなりました。
友人に、開口一番「大丈夫か?」と言われたこともあります。

それでも、年齢のせいかな?
運動不足だからかな?と、
自分自身で違う理由に置き換えていました。

この時すでに、
精神が崩れ始めていたのでしょう。

精神が崩れて自己肯定感が下がり素直になれない

家族や友人など体調不良を心配してくれる人もいました。

それでも自分は違う理由に置き換え、自らをだまし続ける状態に陥っていました。

風邪やケガをした時には、
「風邪でダルい」「痛い」と素直に受け入れていました。
しかし、なぜかこの時は素直になれませんでした。

そんなことが続いた、ある日のことです。
いつもの上司の書置きを見ていたら、泣き出しそうになったのです。
涙がこらえきれなくなりました。
もう、どうしようもなくて早退しました。

それでも、
泣き出しそうになったことには、向き合おうとしませんでした。
人前で泣くのが恥ずかしいから早退したと、自分に言い聞かせていました。

異変を指摘されて気づく

早退した理由を妻に尋ねられましたので、素直に答えました。

「なぜか泣き出しそうになって、恥ずかしくなったので」と言いました。
妻からの返答は、
お願いだから、一度病院で診てもらって」でした。

その言葉で「俺は体調を崩してるんだ」と自覚しました。
この妻の一言がなければ、もっと深刻な状況になっていたでしょう。

退職を決意し治療に専念

パワハラ被害で退職を決意

病院にいき「うつ病」と診断されました。

最初は休職を申し出ました。
その際、上司から無視されていることなどは伝えていません。
なぜなら、復職するつもりがあったからです。

しかし、3ヶ月が経っても回復の兆しが見えず、退職を決意しました。
会社との関わりを遮断しないと回復しない、と判断したからです。

さらに、退職を決意してから、
会社のその旨を伝えにいくのはツラかった・・

自分に何も影響を及ぼさない人に会うのも億劫なのに、自分を苦しめる人に会う・・・
思う以上にツラいことなんです。


▼もし自分で言い出せないなら退職代行▼

精神的な病はとても恐ろしい

はじめて病院へ診察に行った時には、どこの病院も予約でいっぱいでした。
しかも、2~3週間後にしかとれない状況でした。

数件問い合わせたところ、幸いキャンセル枠があり診てもらえました。

もし、
この時に診てもらえなかったらと思うと、ゾッとします・・・

さらに驚いたことは、
病院の予約取れないほど、たくさんの人が精神的に弱っていることです。
全てがパワハラが原因ではないですが、精神を崩しやすい時代なのは事実です。

「自分だけなんだ」
「自分が我慢すれば」と、
無理をする時代ではありません。

何よりも、
精神的な病は回復に時間がかかります。
無理をする時間が長くなればなるほど、回復に時間がかかります。

この現実を受け入れることが大切です。

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パワハラ?と思ったら相談しよう

パワハラ被害者は相談しないと壊れるイメージ

世の中には悩みや不安を抱え込んでしまってる人も多いと思います。
しかし、放っておくと本当に危険です。

日本は先進国の中でも、自殺者の割合がトップクラスです。
自ら命を絶つ人が多い国なんです!
つまり、
精神的に病みやすい国だと、数字で出ています。

自分は大丈夫と過信せず、相談しましょう。


人間関係に悩んでいる人に読んで欲しい記事

パワハラ被害を受けたら、どこに相談すればいい?

自覚症状がない、周りに相談できる人がいない。
様々な理由で抱え込む人が多いと思います。
でも、パワハラには我慢で対応しないでください!

生活費の心配など、会社が辞めづらい理由があると思います。

しかし、相談に乗ってくれる機関も様々あります。
そう言った所で、しっかりと相談しましょう。

もし、
無理して僕のように精神が壊れたり、身体的にダメージを負ってしまては遅いです。
金銭面が・・と悩むことすらできません!

その為にも
自分の身を守る為にも抱え込むのはやめましょう!

最近では退職代行が流行っていますが、そうう機関を利用するのも一つです。
新社会人が入社当日に代行をお願いする時代です。

会社の為に頑張ってきた自分を助ける為です!
利用する事には、一つも後ろめたいことではありません!

まずは、相談だけでもしましょう。
相談だけなら無料でできます。

もし、
「相談だけでも」と思ったら 退職コンシェルジュ に相談してみましょう。

退職代行の紹介や、退職後の金銭面に対するアドバイスもおこなってくれます。

パワハラが原因で療養が必要だと認めら、退職後、28ヶ月の社会保険サポートを受給できた。
そんな事例もあります。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

「自分も被害に遭っている」、
または「そう感じている」、
そんな方々へのアドバイスになれば幸いです。

自分の被害を相談することは恥でも何でもありません

それは、【自己防衛】です。

そして「自己防衛」ができるのは、まぎれもなく自分自身です。
つらいな・・と思ったら、まずは相談。

決して、一人で抱え込まないで!


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