【セカンドハラスメント】という言葉ご存じでしょうか?
まだ知らない人も多いのではないでしょうか。
実は、セカンドハラスメントはあなたに関わってくる問題かもしれません。
セカンドハラスメントは【セカハラ】とも言われ、
ハラスメント行為の一つです。
そんなセカハラについて、
実際に被害に遭った筆者が被害者視点で
定義や概要、対策をまとめました。
「自分は関係ない」ではなく、自分が被害者になってしまう可能性は十分にあります。
また、知らずに加害者になってしまう可能性もあります。
この記事から【セカハラ】について学び、関わらないように予防しましょう。
セカンドハラスメントとは どんな意味?
そもそも【セカンドハラスメント】とは?
ハラスメントを受けた人が、
その被害を訴えたり相談したことがきっかけで、さらに嫌がらせや不利益を受けることを指します。
つまり、ハラスメントが連鎖してしまうような状況です。
セカンドハラスメントの被害
被害者にとって大きな精神的な負担となります。
さらに、職場での居場所を失い体調を崩すケースも少なくありません。
まとめると、以下のようになります。
- 精神的な苦痛
- 体調不良
- 職場での孤立
- 退職に追いやられる
これは、全てのハラスメント被害に共通して言える事です。
また、職場全体の雰囲気を悪化させる可能性もあり、
それによる生産性の低下も起こります。
セカンドハラスメントの実例
実際の被害例は以下の通りです。
被害者は15年以上勤めていた会社で、【セカハラ】の被害にあっています。
心無い同僚が、
自己保身のために被害者を悪者に仕立て上げ、デタラメを広め被害者が孤立してしまいました。
周囲の人の様子がおかしくなり、人間関係に悩んでいる事を上司に相談しました。
しかし、「気にしすぎ、考えすぎ」と上司からは、相手にしてもらえない。
さらには、デマを広めている張本人をかばう始末。
その結果、
被害者の部署に手伝いに来てくれる人がいなくなり、部署内の生産が低下。
それに耐えきれず被害者は再度相談することを決意。
しかし、直属の上司から完全無視にされる結果を招いてしまった。
当然のように仕事がうまく回らなくなる。
そのため、早出や残業を増やし何とか仕事をこなしていると、
「勤務時間内に終わらせろ!」と、
上司からのメモ書きだけが机の上に・・・・
【ついに今まで我慢していた気持ちが折れました】
実はこれ、筆者の実体験です。
▼詳しくはこちらの記事に書いてます▼
セカンドハラスメント被害に遭う原因
セカンドハラスメント被害は誰にでも起こる問題です。
もし、ハラスメント被害を受けた場合は、
一人で抱え込まずに周囲の人に相談したり、
相談窓口に相談することが大切です。
しかし、一番大事なことは、
被害にあう原因を知り、
その要因を予め対策することです。
セカハラが起こる要因
セカンドハラスメントが発生しやすい条件は、
以下の通りです。
- ハラスメント被害を受けた人が周囲に相談や訴えを行う。リスト
- 相談相手や周囲の人に被害者への理解や関心がない。リスト
- 組織内にハラスメント防止体制が整っていないリスト
このような条件が揃うとセカンドハラスメントが起こります。
まさに筆者が実体験した、
「相談相手や周囲が理解してくれない」が当てはまっていますね。
セカハラを防ぐのは難しい
要因を理解しても防ぐのが難しいのが実情です。
その難しい理由の一つが、
いつ自分に降り注ぐか分からないからです。
実際、同僚が自己保身のために、
平気で人を悪者にできる人間に見えませんでした。
それを裏付ける様に、
自分の被害を周囲に打ち明けた時には、
「そんな事する人に見えない」と、
誰もが口を揃えて言いました。
さらに、筆者が相談した相手は、
入社時から一番面倒を見てくれた上司でした。
その上司がなぜ信じてくれなかったのか、
なぜ豹変したのか、未だ不明です。
セカンドハラスメントにどう向き合う?
さて、セカンドハラスメントとどう向き合えばいいのか?
「筆者は退職と言う選択をしました。」
こう言ってしまうと元も子もないですが、
筆者は「すぐに退職を選択した」訳ではありません。
退職までにさまざまな葛藤と向き合いました。
「やり返してやる!」そんなことを思った時もあります。
しかし、復讐をするリスクも考え断念しました。
▼やり返す方法とリスクについてはこちら▼
セカンドハラスメントへの対策
では、他に対策方法はあるのか?
まず全てのハラスメント行為に対して言える事ですが、
家族や友人など、会社外の人に相談することが重要です。
その理由は、
筆者の体験談からもわかると思いますが、
社内の人間は自分ファーストな人が多いからです。
結果的に最初に受けたハラスメントへの訴えが、
セカンドハラスメントへとつながってしまうからです。
また、専門機関への相談も視野に入れましょう。
【厚生労働省】では、専門機関の紹介をしています
まとめ
セカンドハラスメントについて、
筆者の体験を元にまとめてみました。
どんなハラスメント被害であっても、
精神的なダメージを受けたら、
無理をしない事が重要です!
筆者が心が折れて精神科に駆け込んだ時には、
すでに予約待ち状態でした。
今、精神を患っている人がそれだけ多いと言うことです。
病んでいるのは自分だけだ、と我慢せず、
無理をせず相談をしましょう。
ハラスメントへの一番の対策は、【自分ファースト】で考える事です!
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